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【日本舞踊】女形の歴史-1
女形の歴史をひも解くには、やはりあのお方から辿っていかねばなりません。
そうです。出雲阿国です。
男装の麗人で、遊女を買うありさまを演じた出雲阿国は、徳川家康が江戸に幕府を開いた慶長八年(1603)、京の四条河原に登場して、 爆発的な人気を獲得しました。
その後次々と似たような一座が世に登場する事になります。
そんな中で、三味線をを舞台に上げるようになった遊女歌舞伎のグループなどもありました。彼女たちは遊女たちですから、舞台の上でも、 舞台から降りて座敷に戻っても、男性客たちをおおいに虜にしたことで、世の風紀は乱れていったといいます。
すると、寛永六年(1629)十月二十三日、「島田弾正忠殿達」[しまだだんじょうただとののたっし]として、 遊郭以外で営業する遊女の舞台が全面的に禁止されました。わずか二十数年での禁止でした。
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