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【日本舞踊】女形の歴史-4

以上が、女形[おんながた]の起こりから世に定着していく過程です。

もちろん、その後、歌舞伎・歌舞伎舞踊においても、日本舞踊においても、女形は重要な位置づけとなり続けています。

例えば、現代の日本舞踊において、二大長唄舞踊として上げる人もいる演目と言えば、

◆長唄【京鹿子娘道成寺】

◆長唄【鷺娘】

この二演目は、現代女形名手として名高い坂東玉三郎氏をはじめ、多くの歌舞伎役者が、舞踊演目として、舞台上演をしています。

坂東玉三郎氏の【鷺娘】にいたっては、海外公演での絶賛も含め、何百回と上演され続け、今なお、「坂東玉三郎氏の鷺娘が見たい!」 というファンが、後を絶たないと言います。

他にも、女形人気演目と言えば、『鏡獅子』『お夏狂乱』『藤娘』などなどありますが、どの演目も、 女形舞踊として人気であるだけでなく、女性日本舞踊家の上演演目としても、人気を誇る演目となっています。

女形が作り上げ磨きぬいてきた演目は、女性日本舞踊家にも、受け入れられているのです。それはやはり、 古典舞踊として歴史の洗礼をうけてもなお、輝きを失わない、女形舞踊の素晴しさのなせる業、なのかもしれませんね。

 

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