日本舞踊【京鹿子娘道成寺】 TOP > 【京鹿子娘道成寺】用語集 > 浅葱[あさぎ]
サイト最新エントリー
浅葱[あさぎ]
葱[ねぎ]の若芽にちなんだといわれている、日本の伝統的な色のひとつです。
緑味のかかった青色という感じです。
昔の絹は、素材自体に黄色味がかなり残ってしまうものだったようです。
ですから、藍染めを薄く染める事によって、自然と緑色味が残った状態となり、浅葱の色合いができあがった、ともいわれています。
関連する色名には、
■錆浅葱[さびあさぎ]
浅葱色の、ややくすんだ浅い緑青色を言う。
■水浅葱[みずあさぎ]
浅葱色をさらににうすく、水色がからせた色を言う。
■花浅葱[はなあさぎ]
藍の単一染による青色の、「花色」がかった「浅葱色」というニュアンスであり、鮮やかな青色を言う。
などがあります。
[
【京鹿子娘道成寺】用語集 ]